patakoのタロット勉強ブログ

タロットを学びながらあれこれ考えたこと

【6恋人たち】~エデンからの旅立ち~

こんにちは。patakoです。

今日は、大アルカナ6番目のカード【恋人たち】について、愛月先生の講座から学んだことや、自分であれこれ考えたことを書いていきたいと思います。

まずは、このカードの世界観から見ていきましょう。

【恋人たち】の世界観

裸の2人の男女はアダムとイヴです。

アダムの後ろには生命の木、イヴの後ろには知恵の木が描かれており蛇も巻き付いています。そして頭上には、赤い髪と翼を持つ、大天使ミカエル様が。

このミカエル様は、神に最も近い天使として崇拝されており、「天使の中の天使」と言われる存在なのだそうです。サタンを退治したり、最後の審判の日にはラッパを吹き鳴らし、人間の魂を秤にかけるんだとか。

 

アダムは男性性(理性、コントロール、規律、秩序)イブは女性性(心、感じるまま、夢を描く、自由に想像する)の象徴です。

男性性も女性性も両方とも私たちの中にありますが、この2つがバランスよく保たれている人は少ないのではないでしょうか。

そしてタロットでは、大アルカナ22枚を通して、1人の人間の中で男性性と女性性が統合され新しい自分に生まれ変わる、心の過程が描かれています。

1つ前のカード、5番【法王】では、社会における正しい教えを学びます。正しいものを教わり、守っていくことが大切でまさに男性性の世界です。しかしそこにはオリジナリティはありません。この6番で、女性性に従って5番の世界から出ていくことで、初めてオリジナルなものを見つけていくことになります。

女性性とは、心のまま、感じるまま、コントロールしない、自分のやりたいようにするというものです。また恋をするとか、理由はわからないけど何かにとても強く惹きつけられるとか、自分のコントロール外で、意図しないものによってもたらされるものでもあります。趣味や好きなものは、みんなこの女性性の力だと思います。

そしてだからこそ、とてつもないパワーを生み出し、次の7番【戦車】の原動力になります。

戦車は人生を変えるための動きですが、この女性性の力がなく理性だけの人は戦車を動かす力が出ないので、人生が変わりません。(ずっと同じ人生を過ごすというのもその人の選択で、生き方の1つですが...)

同じことをしていても、それをお金のためだけにしている人と、心から興味があってしている人とでは全然違いますよね。

その作業自体が喜びになるから、何時間でも没頭していられます。周りからはすごく努力しているように見えても、本人にはその意識は全くなく頑張っている感覚はなかったりします。どんなに技術があっても、それを本当に好きな人には敵わないなと思いますね〜^^;

少し話が逸れましたが、この女性性の力が、次の7番に繋がっていくキーになるのです。カードを良くみると、イヴだけが天使を見上げています。

 

アダムとイヴは、エデンの園を追い出されたことで有名ですよね。

知恵の木の実だけは食べてはいけないという神の言いつけを、ヘビにそそのかされたイヴが破ってしまいます。その実はとても美味しかったのでアダムにも食べるよう勧め、2人は楽園を追放されました。(このとき神に命じられて2人を追放したのがミカエル様です。)このことから、イブは蛇にそそのかされたばかりかアダムまでも巻き込んだ、まさに堕落の象徴となっているのです。

 

しかしウェイト版タロットの考案者であるアーサー・エドワード・ウェイトは、この話を逆手に取り、

イブは「何も知らない神の操り人形から、意思を持つ人間へと変わるための変化をもたらす存在」であり、まさにそれこそが神の真意であったと再解釈しました。

つまり、「イヴの自由な行動があったからこそ、2人はエデンの園を出て様々な経験をし、完全な人間になることができた。それこそが神の真の狙いだった」のだと。

聖書では2人を追い出したミカエル様も、このカードでは2人に天使のご加護を与えているようですもんね。

以上の世界観を踏まえて、このカードが出た時のリーディングのポイントについてみていきましょう。

 

リーディングのポイント

①理性と本心に分ける

その問題を、アダム(理性、コントロール、規律)の面とイブ(本心、本音、感じるまま、心のまま)の面に分けて考えてみます。

特に考えるべきは、イブ(本心)です。

大人になると、アダムの力(〜しなければらならない、世間では〜が正しい)が強く、イブを見失っている、またはイブとのコンタクトが取れなくなっている人が多いのではないでしょうか。

「自分の本音がわからなくなっているから、悩みになっている」とも言えるかもしれません。

自分がしたい、しないといけないと思っていることは、実は本心からきたものではなく、社会の基準に合わせているだけということはないでしょうか?

私は、「友達との旅行は楽しいもの」という頭での認識があったので、実際に仲良しグループで旅行に行っても楽しめない自分に悩んでいました。でも、よくよく自分の本音を聞くと、そもそも自分は旅行自体そこまで好きではないし、団体行動も向いていない、本当は行きたくないと思っていたことに気づきました。

理性→友達との旅行は楽しいものだ(旅行会社のCMのイメージ)

本心→本当は行きたくない

こんな感じです。

「なんだ、本当は行きたくなかったんだ」と気づくと、そもそも「友達との旅行を楽しめない」ことは当然であって、悩みではなくなります。

これは簡単な例ですが、自分の本心って意外とわからないものなんですよね。

世間で良いと言われていることをすれば、周りからも認められるし、自分でも良いことをしてる気になりますし.....でも実際には自分の本音は置き去りにされているという.....。

愛月先生も、心は大嘘つきだと仰ってました。

なので、まずはその悩みを、理性と本心に分ける、本音の部分ではどう思っているのか考えてみましょう。それだけでも、だいぶ問題が整理されると思います。

 

②夢を描いたり、心のままに、生きたいように生きているか?

何かに悩んだり、判断に迷っている時、「夢を思い描いたり、生きたいように心のままに生きる」という側面を忘れていないでしょうか?

「そんなこと考えたって無駄」「イメージしたり、想像したり、夢を描いたり、子供のときには出来ていたのに、今ではできない」「どうしてもネガティブに考えてしまう」という人は案外多いかもしれません。

私もどちらかというと苦手です。すぐに現実的な問題を考えてしまったり、そもそもワクワクすることが少なくなっていたり。

でも、天使と繋がるのはアダムではなくイブなんですよね。

「イメージしたり、夢を描いたり、生きたいように生きる」ことを、相談者の心が取り戻すかどうかがその問題を通して提示されているかもしれない』

と先生は仰ってました。

 

私は今まで、いくつか資格の勉強や習い事をしてきました。パワーポイントやエクセルなどのPC資格、ファイナンシャルプランナー、プログラミングの勉強などです。

真面目な性格なのもあり一生懸命勉強したので、どれも資格を取ったり実際にスキルを身につけることが出来たりと、一応の形にはなりました。

しかし、全ての動機が「それなりの収入を得られ、手に職を付けたいから」というものだけだったので、当然勉強も楽しいはずはなく、自分に課した義務として取り組んでいました。

なので、一通り勉強が終わってそれを実際に活用していく段階に入った時、全くやる気が湧かないのです。

特に、プログラミングを身につけて、簡単なHPを作れるようになった時がそうでした。実際に仕事としてやっていくには、自分で案件を取ってきて数をこなし、技術を磨いていかなければなりません。しかし、HPを作りたい!という熱い気持ちがない私には、戦車のような道を切り開いていくパワーを出すことがでませんでした。

タロットは、初めて純粋な興味から始めたことで、自分でもこれまでの勉強とのモチベーションの差に驚いています(笑)

夫にも「よくそんなにずっと出来るね」と言われ、勉強しているうちに他者のことも占いたくなってきて、最近では積極的に周りの人に声をかけて占わせてもらっています。

このことが何に繋がるのかはわかりませんが、私の中のイブに従った結果、とてもワクワクした日々を過ごせるようになりました。

生きていく上では、理性の力ももちろん大切ですが、それはどちらかというと導きとしての役割で、原動力となるのは自分の心の方なんだなということをこのカードから学んだ気がします。

 

まとめると、リーディングでこの【恋人たち】のカードが出た時には、

①理性と本心に整理して考えてみる。特に、本当の本音の部分を見つけることがポイント。

②イヴに象徴される女性性の面(心のまま、自由な想像力)を生きれているか?

という視点で問題を見てみると、新たな気づきを得ることができるかもしれません。

 

以上、6番【恋人たち】についてでした。

次回は7番【戦車】について書いていきます☆

ではまた!